【季節の変わり目…】
皆さまいかがお過ごしですか?
お肌の調子は、体調はいかがですか。
季節の変わり目が、
またやって参りましたね。
夏にかく汗は、掻き壊したキズにさわりますが、それでも超乾燥肌のアトピーさんたちにとっては、この時期の湿度が、無いよりあった方が断然良いものであるということを、私は知っています。
アトピーによる肌を掻き壊している状態で生き続けていた時、とにかく「保湿」をどうするかが、いつも、大きな悩みでした。
最近は、脱保湿剤という考え方や、
その方法も色々と提案されているようです。
自分の体験を振り返ってみると、保湿は、自分の肌がその時どんな状態であるかで、臨機応変に使ったり、止めたりしながら、現状をやり過ごしていく、というのが良い方法なのではないかな、と思います。
アトピーが爆発した最初の夏、わたしは信頼を寄せるDr.の開発した保湿剤、というかローションを使っていました。(これはビタミンなどを配合したDr.オリジナルのもので、調剤薬局で処方してもらう類のものとは異なります)
なぜ使っていたか。
それは、使わないと、あまりの乾燥に肌がゴワつきピリつき、とてもじゃないけど生活のために体を動かす、ということすら困難だったためです。
その時の自分の肌の『声』をよく聞いてみて、使ったほうが楽なのか、使わないほうが楽なのかをよくよく観察してみるのが良いと思うのです。
使わなくて良いなら、
基本的には使わないほうが良い、
と私は思います。
なぜなら、そのローションでさえ、肌にとっては異物であり、刺激を発生させる原因となるからです。
肌には本来自己修復機能がきちんとありますから、その働きを邪魔する"異物"を、わざわざ塗ってしまう必要は、ない。
しかし、です。
やはり何も肌に塗らない場合のアトピーさんの荒れた肌というのは、カラッカラに乾いてひび割れ、表面がパリパリにめくれ上がった大地のような状態なので、そこにチリ、ホコリ、汗、汚れなどが付くと、バリアの整っていない肌の隙間から、それらの"異物"が体内に入ってきて、ムズムズ、かゆかゆと痒みの刺激が始まってしまうんですね。
なので、大切なのはまず、
ふだんから突っ張って痛くて我慢できない程の不快感が多い人は、ローションなどの保湿剤を、必要最低限の量で使いながら、現状をやり過ごしていきましょう。
保湿剤を使わなくてもわりと大丈夫、という人は、使わないで良いと思います。それを使うより、内側からの代謝を上げて肌の修復を促してあげたほうが、良い。
では、肌の修復は、
どのように促したら良いのか?
その答えは、わたしの中ではいたってシンプルです。
①和食を中心とした食事
(油、精製糖としばしのお別れ)
②必要なビタミンを積極的に取り入れる
③少し汗ばむくらいの運動(真剣に歩く)
④睡眠の質
⑤自分が楽しい!と思える事をする、
積極的に、笑う時間を作る
⑥思考回路を整える
来週は①〜⑥それぞれについて、
もう少し具体的に書いていって、
みようと思います。