なな転びや起きで

アトピーと向き合うヒントを探している人へ。ひとつのご参考程度に。

【秋の夜長に、、】

 

 

 

 

 

 

 


さて、先週のお話で、

18歳の夏に地獄の門をくぐる

決意をした あさがお

なのですが。

 


今日はいったん話をおいて

実践に関する内容を書いて

みたいと思います。

 


季節が夏から秋に移り変わりつつありますね。虫の鳴き声が、近くに来る秋をお知らせしてくれています。

 

 


日中はまだまだ暑いですが、これから頻繁に発生する台風とともに、季節は徐々に秋を深めていくでしょう。

 

 

こんな時期は、お腹が良く空いたり、袖の長い服を羽織るとちょうどよかったり。


体も秋へ向けて、色々と変化しようと働き始めます。

 

 

アトピーの方の肌は、

この「季節の変わり目」に

とても弱く、乗り越えるのが毎度、

至難のわざなんです。

 


もともと調子の悪い肌の状態が慢性化しているところに、拍車をかけて更なる肌の悪化、、、

 


この恐怖は、たぶん健康な体を持つ方々にはなかなか想像しえないものではないかと思います。

 


かくゆう私も、「季節の変わり目」にはだいぶ苦しめられ、また様々な発見もしてきたのですが、

 


もう一度体験したいかと聞かれれば

 


「もう二度と味わいたくない」

 


という類のものです。

 


しかしその経験のおかげで私は

 


この苦しみをこの先ずっと繰り返さない為にも、

ひとつひとつの原因と結果をよくよく見据えて、来たるべき「次」に備える

 


という感覚が、

研ぎ澄まされていきました。

 

 

 

 


具体的には、

 


肌の悪化を感じた時点で、原因を考えてみる。2〜3ヶ月前に食べたものが、今の自分の体を作っているとするならば、その時に食べたものを振り返り、反省とともに次はどうするか目標を定める(食べたものは振り返る事ができるようノートなどに記録)

 

 

食べ物とアトピーの関係は

とても密接です。

 

アトピーの方々の体は、免疫機能が過剰に反応して暴走しやすい、炎症を起こしやすい状態が常に続いて、機能はエラーしています。

 


なので肌の状態が悪化している時はできる限り、炎症を起こしやすい食べ物は食べない、というのがいいと思います。

 


〈食べない物〉

・油、揚げ物

・砂糖とくに白い砂糖(上白糖)

・刺激のあるもの(辛いもの)

・乳製品

食品添加物が沢山使われている物

 


なかでも油と砂糖は合わせると炎症を引き起こします。痒みも増します。

 


乳製品も炎症を起こしやすいのですが、私は基本的には牛乳が大好きです。しかしアトピー症状が限りなくゼロになるまでの10年間は、一切口にしませんでした。最近は少なめの適量を定めて飲んでいます。

 


乳製品は好みにもよるかもですが、

ヨーグルトを豆乳で作ったり

牛乳をアーモンドミルクに替えたり、

ということも、出来なくはないです。

 


乳製品好き、という程でもないという方は、

発酵食品をヨーグルトで摂らずとも、

納豆や味噌、キムチなど、ほかのもので摂取して、腸内細菌を整え元気にしてあげるのが良いのではないでしょうか。

 


🌟腸内細菌叢(そう)が整う、

という事が、理想です。

 


肉ばかり食べて腸に溜まってしまうと、腸内で腐敗が進み、内臓の内壁を傷つけてしまいます。

 

それでは困るので食物繊維やヨーグルトと一緒に食べて、速やかに体外に排出してあげるという訳です。

余談ですがヨーグルトを食べると、体臭が抑制されるらしいです。気になる方は、試してみてね。

 


摂り入れた食物の腐敗。

内臓にとってそれはストレス。

内側のストレスにも、意識を巡らせてケアをしてあげたいものです。

 

 


食べ物に関わらずですが、どうしても、日常の中で好ましいものを繰り返し選び取る「癖」がついているので、まずはそこを見直していきます。

 


食べる、という行為は毎日、

しかも3回もあって、そのたびに

己のなかにある欲望と対峙していかなくてはならない大変な作業です。

 


「これは食べて良い物なのか?」

 


 「食べたら痒みが増してしまうかも」

 


「一回くらい食べても大丈夫だろう」

 


「最近は少しなら食べられる」

 


「痒くない普通の肌を手に入れるまでは一切口にしない」

 


毎度毎度、「何を食べるか」という

テーマを突きつけられ、自分の中にある

「覚悟」を確認させらせるなかで、

気持ちは揺れながら、それでも、

徐々に軸が定まっていくと思うのです。

 


諦めない、ことです。

 


ぶれても、大丈夫。

 


振り子のように、揺れながら。 

 


だんだんと 自分の

 


「軸」が定まります。

 

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